机上の空想 -on the armchair-

エロゲを中心に(広義の)ビジュアルノベルに関するレビューやエッセイを主な活動にしてるつもりのブログです。6月24日より旧ドメインから正式移行しました。

[旧]エロゲ製品版レビュー

Bullet Butlers

ようやく書きます、propeller「Bullet Butlers」のレビューです。全くもって購入の参考にはならないような気がしますが。
そしてもってクリアしたのが半年も前なので正しく書けているか微妙なところです(おい)。


あらすじは体験版の紹介を参照。

このゲームをやった感想を総括しますと、「お前ら、漢だったぜ・・・・・・!」的なことになってしまいます。
どう話が転がっても漢達がカッコよすぎ。主に敵役の方々。また、全4エンド中3つで「まぁこんなもんか」な活躍だったベイルも、最終ルートで魅せてくれます。

・・・・・・とこんな風にしているとただ漢たちの魅力を語るだけになってしまいますので、各ルートごとの感想など。
まぁヒロインごとにルートがあるってのぐらいなのはネタバレにはなりませんよね?

[雪]
なんというか個人的には、ガラとレイスの為の話でした。ガラに関しては、ガラと雪が親子になるまでにどのような紆余曲折があったのか、ガラがどんな思いで雪を育ててきたか。レイスに関していえば、不死身の理由は何か、ヘルという女性がレイスにどのような影響を与えているのか。それらが大きな要素となっています。親と子の、男と女の、愛のお話。
雪の心の内の葛藤も大きなテーマのひとつでした。・・・・・・が、ガラとレイスの漢っぷりには。というか自分としてはガラに関する要素のひとつになってしまいました。ガラ大好きです。

[ヴァレリア]
ギュスターブがカッコよすぎる話。詳しく書くとネタバレなのであまり書けませんけども。んでもってベアトリスは可哀相すぎる子。
純粋に終わり方単体の良さでいうとこのルートが一番いいのかもしれません。ただ自分の場合、ギュスターブという名前もあいまって、サガフロンティア2のアルティマニアに掲載されていたお話の一つを思い出さざるを得なかったので、素直に受け止められなかったという悲しさ(苦笑)。
ちなみに人気投票不名誉最下位のフレックジョルトさんはこのルートに出没。

[セルマ]
最後に出現するルート(初めにやろうとして、最後の分岐から6時間後バッドエンドに帰結したのは自分だけで十分です)。そして物語を総括する話。ここで活躍するのはシド、アルフレッド、ベイル。
他のルートでなりを潜めていたシドが、アルフレッドとともに遂に動き出します。シドの信条やアルフレッドの思考、なかなか感じるところがありますが、自分には共感があまり強くなかったもので、ちょっと感動が弱くなってしまいました。しかし、それでも最終局面での二人の姿には痛く心揺さぶられたものです。「兵どもが」、とはこういうことなのかと。
そして、ベイル。彼が「エメス=トラブラム」であることがここで効いてきます。リックにとって「最高の友人にして最大の敵」である彼とリックの関係がどのようなものになっていくのか。とくと御覧あれ。
ちょ、セルマ強すぎ・・・・・・とか、シドの演説はどう聞いてもダカール演説のクワトr(ry、とかいう突っ込みはナシの方向でお願いします。

・・・・・・、結局漢たちの魅力を語るだけになってしまいました(笑)。

またシナリオ以外でよかったのは、これらを盛り上げるBGM・歌の数々。サントラが手に入ってよかったなと。

とここまで真面目なところを評価していますが、もちろんpropeller、ギャグも秀逸。ホープの3枚目っぷりには何度も笑わせて頂きました(ちなみにホープの活躍は・・・・・・)。お返しドラマCDのぶち壊しっぷりを受け止められるのも、本編のコミカルさあってのものでしょうね。

まぁ、不満点もいくらかあります。
まず、エロ要らない。というかちょっと厳しい。必然と思えるのがないこともあって、不要じゃないかなぁと思ったり。
また、演出が少々弱い。特に戦闘。自分がプレイしたゲームでいうと、白銀のソレイユなんかに比べて結構見劣りします。ズームにCGが耐えられてない所も結構あり。
演出によるところもあるのかも知れませんが、主人公の武器が銃ということで、文章では緊迫感が出にくかったというのが惜しかったかなと。戦闘を文章で盛り上げようと思うと、やはり接近武器のほうが絶対的に有利ですからね。むしろそう考えると、銃撃戦でこれだけ読ませるのというのはすごいということなのかな?

最後に不満で締めそうになりましたが、こんなことで漢たちの漢っぷりが変わるわけではありません。

漢を見る為にエロゲを買う、というのは何とも聞こえは変ですが。萌えに溢れるこの業界の中で、こんな硬派な作品を生み出す彼らを、是非評価したいですね。

今からこのゲームに触れようとする方たちへ。
それぞれに何かを賭けて戦う漢たちの、その生き様を。

とこんな感じでレビューを終わります。

白銀のソレイユ

最近、自分と同じ名前の(漢字違いですが)主人公のゲームがありました。我が愛する風音様がヒロインCVの一人だったので台鼎は幸福絶頂。
「コレは買い!」と思った矢先、その風音ボイスのキャラは主人公を苗字で呼び始めましたが・・・。
親父の名前は某ゲームでバンバン呼ばれてたのに(泣)。

前回の話題を引き摺ってお贈りします1週間ぶり(汗)の紹介は、Skyfishの「白銀のソレイユ」です。

独り、戦乙女が眠っていた。生きたことのない彼女にあるのは、滅んだ世界の僅かな記憶と、戦乙女として勇者を導くという使命だけ。「勇者が現れなければ、自分に存在意義はない」。そんな怖ろしい想像を打ち消すように、朧気な過去を手繰る。そうやって気の遠くなるほど長い間、孤独に耐え続けた。
だけど今、予感がする。何かが近づいてくる。勇者が現れて、目覚めることができるかもしれない。だとしたら、それもどこか怖いけれど――それを思わずにはいられない。
初めて、彼女は今を、未来を思うことができるのだから。
……
アイスランド。古代遺跡『時の船』。この遺跡を調査に来た大学院生の姉・珠子の付き添いで、ここにやって来ることになった琉平。調査の為に遺跡に入るものの、いつの間にか姉とも教授ともはぐれてしまう。そして彼は、現地住民に「狂戦士の墓」と怖れられるこの遺跡で独り、"亡霊"と対峙した。
ベルセルク。バーサーカーの語源。北欧神話に登場する、不死の戦士。その熊のような巨躯から繰り出される一撃に、古武術に長けている程度では敵うはずもなく、なす術なく追い詰められてしまう。それでも彼は、「姉を危険にさらす訳にはいかない」と足掻き続けた。しかし、左目を抉られ、絶体絶命。脳裏に死がよぎる。
その時、どこからか声が響いた。琉平を勇者と認めた、戦乙女の声が。

カッコよくあらすじを書くことの難しさを改めて痛感・・・。
こんだけ書いておきながら、はっきりいってストーリーは大々的にオススメするものではありません(爆)。勧善懲悪が非常にお好みなら別ですが。あのご都合主義も熱血ノリも個人的には嫌いではないんですがね。
代わり、それ以外はかなりハイレベル。まずCG。ズームに耐えられるまで描きこまれた美麗な絵。雰囲気が嫌いでなければこれを低レベルと評する人はいないはずです。続いて音楽。これは大分好みで割れるでしょうが、生の弦楽器を使った重厚なサウンドに自分は感動しました。「月光」「覚醒」のカッコよさは異常ですね。そして、演出。ちりばめられたアニメーションがカッコいいです。スパイダーベルセルクの死に様なんかそれはもう。キャラクターも、デザインからボイス、性格までなかなかいい感じです。本当に、シナリオでかなり惜しいことをしている作品だと思います。
前半はかつてTECHGIAN誌で連載していたのですが、その時はクオリティの高さに驚いた記憶があります。最終話の号を買った人は、たった1300円で全話楽しめたというのがうらやましい限り。
さて、前回嫁と書いたソルですが、彼女があらすじに出てくる戦乙女。孤独から救い出してくれた琉平には深い愛情をもってます。しかし、その強気な性格から素直になれず・・・と、どこまでもツンデレスキーを悶えさせてくれるキャラです。5章の澪璃×琉平との平行の描写は凄まじい破壊力。もうこの作品はキャラゲーでいいのではないかと思わせるぐらいに、萌えさせてくれます。自分に風音様ボイスのキャラを忘れさせましたし。

と、実はこれは前置きで(大爆)このゲームを紹介したのは、彼女の紹介をしたかったから。それは、ソルの声優「青葉りんご」。
なぜかと言いますと、作中ではいかにもアニメ声・ロリ声な彼女ですが、マイクを持つと豹変。大黒摩季もびっくり(流石に言いすぎかな?)なストロングヴォイスをもつ大歌手に変身します。「女神大戦」というゲーム(他ブランドの作品・・・汗)の主題歌なのですが、あんなシャウトとビブラートをエロゲソングで聴く事ができるとは。やっぱり捨てたものじゃない。歌手としての活動をもっとして欲しい声優です。ライブもしていましたが、もちろん阿佐ヶ谷なんかにいけるはずもなく・・・(泣)。

んなわけで久しぶりの癖にマトモに紹介できてない紹介でした~(滝汗)。

カタハネ

あまぞねすよ・・・、久々に更新したかと思えばなんじゃこりゃ。ほめらじ視聴者ならキャストに爆笑必至。ほめらじCD・執事ラジオCDと一緒に欲しいわこれ(笑)。

と、もはや夏コミに行くのが絶望的になった台鼎がお贈りします今回の紹介は、今は亡きTarteの「カタハネ」です。
この作品では、クロハネ・シロハネという過去と現在の関係にあたる物語が、シロハネ前半→クロハネ→シロハネ後半という形で語られます。

<クロハネ編>(過去)
ふかふかのベッドで目覚めたココは、そこが自分の知らない部屋であることにビックリ。どうしてこんなところにいるのかを知るため、部屋を出てみると、どうやらお城のよう。
そのうちココは迷子に。しょうがないので廊下で誰かが来るのを待っていると、現れたのは白いドレスのキレイなお姫様・クリスティナと、白い羽の人形・エファでした。
その後ココは、アインやデュアなどお城にいる人々と話をしていくうち、自分が人形であり、クリスティナやエファと一緒に「天使の羽ばたき」という劇をすることなどを知ります。
姫様やエファと練習を重ね、迎えた「天使の羽ばたき」のリハーサル。
この時、大きな陰謀が待ち受けていることなど、ココはもちろんのこと、誰も予想していませんでした・・・。

<シロハネ編>(現在)
セロは、人形のココと一緒に暮らす、歴史家を目指す少年。
彼はココのメンテナンスの為、技師のいる白銀の村へココと連れ立つことになりました。そこに友達のワカバ・ライト姉弟が同行するのですが、ワカバは勢いでエントリーしてしまった演劇祭の為、脚本を書きながら役者を探そうと画策。
その劇は、いわくつきの悲劇「天使の導き」を全くの反対のハッピーエンドに改編したもので、史上最大の逆賊と有名なアイン=ロンベルクが実は善い人だった!というトンデモな内容。
役者すら見つからないのでは?という不安を他所に、偶然か運命か、主役にピッタリなアンジェリナやベルが見つかり、ワカバは大はしゃぎ。
果たして、彼女たちの劇は運命は・・・?

クロハネは昨年3月~8月にかけて体験版という形で、公式HPで連載配信されていました。シロハネのあらすじが発表されたのはその後なんですが、連載1回目からクロハネをやっていた身としてはシロハネの設定には驚きを隠せませんでした・・・。何故かは敢えて語ることではないですが。
さて、この作品の魅力は何かといいますと、物語です。とはいっても、何かすごい伏線があるでもなく、描写が巧妙とかいうわけでもありません。ですが、ただ単純に感動できるのです。笛氏の柔らかな絵と違わない童話的な雰囲気。優しく、暖かく、少し悲しいお話。でもやっぱり最後はハッピーエンド。歴史ともいえる程の過去からのつながり、という壮大な要素も相まって、泣き所満載です。
特徴は、主人公を特定しない「群像劇」であること、それから展開が分岐に乏しい、ということでしょうか。一見すると前者は物語が中途半端になり、後者は話が詰め込んだ感じになりそうですが、この二つの特徴のおかげでこの作品は「皆の物語」、「一つのストーリー」として感動でき得るものになっています。結果最後の最後のエピローグ→EDムービーは反則的な攻撃力。ゲームではこの感動はなかなか味わえません。
さらにそこにはキャラクターも大いに貢献しています。みんな基本的に善い人で、優しく、色々に愛をもっています。クロハネの人物たちなんかは余すことなく愛すべき存在であると思います。自分はデュア・アインが大好きですね。ココは言わずもがなですが。彼女がこの作品で一番の活躍をしますからね。
曲もみんないい感じです。ボーカル曲は3曲全て名曲。ED曲2つは聴く度に泣いてもよし。歌と内容のシンクロ率が高いのもありますが、歌そのものがすごく魅力のあるものです。BGMも「Struggle of honor」「Hide and seek」なんかは自分は好きですね。ただ、「Single shuttlecock」(カタハネの英訳)の題名がどうにかならんかと思いますが。shuttlecockってバドミントンとかの羽根ですからねぇ。それとも自分が隠された意味に気付いてないだけでしょうか?

あんまり上手く語れていませんが、自分としてはコンシューマ含め最も好きなゲームの一つです。エロゲに留めておくにはあまりに勿体無い作品・・・・・・というか絶対にエロ要素不要な作品なのですが、製作したtarteが母体会社dealの倒産に伴ってなくなってしまったが為に、関連製品は生産停止、FDも目処は立たず。コンシューマ化ももちろん無し。自分がサントラ手に入れられたのは奇跡でしたね(とらのあなで東京までわざわざ問い合わせて貰って残り在庫2つだった)。利権をどっかが買い取ってくれていないか・・・、その辺の話は7月に終わっているそうなんですが結果を知るわけもなく。ただ一部スタッフは、先に書いた"あまぞねす"などで生存。また、この状況を嘆いた有志が夏コミで合同同人を作って発売します。行って買いたかったなぁ。

さて、この紹介を見て・・・じゃなくても今からやろうという人に幾つかアドバイスがあります。とくに最初2つはこのゲームを楽しみたいなら必須条件です。
一つ。修正パッチを当てよう。まずマトモに進められません。公式ページは潰れちゃってるので、DLミラーサイト(Holyseal、こころんにあるみらー、つんでれみらー、などがオススメ)でダウンロードして、アップデートして下さい。
二つ。漢なら黙って3周。女でも3周。3周目は1・2周目の優に4倍以上の感動を誇ります。
三つ。買うときは安いモノを探そう。不良在庫で2000円で売ってるところもあります(無論自分は予約して7200円とかで買いましたが・・・)。
四つ。サントラは諦めよう。持っている自分が言うのもなんですが。まともな探し方では絶望的です。ひょっとしたら田舎のアニメショップなんかにひっそりとあるかもしれませんけども・・・。そういえば「Memories are here」は確か歌い手・観月あんみの関係のCDに収録されていましたね。

と、これで昨日の記事で「今日中に書く」と宣言した紹介を終わります・・・(汗)。

StarTRain

ついにコンシューマ化!・・・ということで今回はmixed upの「StarTRain」の紹介です。とりあえず初めにキャッチコピーなんかを。

「ふたつめ。みっつめがある。だから、初恋なんだ。」

幼い頃から憧れていた一つ上の先輩、奈美とついに付き合えることになった司。しかし、関係は特に以前と変わらない姉弟のようなもの。続くのは恋人らしいことを何かするでもない日々。
そんな中、司は奈美の視線の先に自分がいないことに気づき始める。それでも認められなくて、焦って、特別な「つながり」さえあれば彼女を繋ぎとめられるんじゃないかと思って、失敗して。奈美との距離を改めて思い知らされる。
ぎこちなくなる関係。以前以下の状態。ただ、司の奈美への思いは変わること無く。
そうしてやって来た七夕祭りの日。
「先輩が幸せになりますように」
司はある決意を固めた。

プロローグ、もとい体験版のあらすじはこの通り。車輪の国とは違ったインパクトのあった体験版でした。Hシーンでジンとキたのはこれが唯一ですね。奈美のある一言が効きます。展開自体も個人的には衝撃的なものでした。
そして物語は1年後に飛びます。主人公の傷心→ヒロインが癒す、という単純な展開を予想していたので更に驚きました。まぁ一番最初にそんな描写はある(というかそのまま)んですが。
ヒロインはとりあえず3人。それぞれのルートに個性があります。奏ルートは、展開はベタなものの、片思いの少女の思いを、後悔を、葛藤を丁寧に描いています。飛鳥ルートでは、辛さを堪え気丈に振舞う彼女の心理が、親子の間の感情を交えて描かれます。蓬ルートは、互いに前の恋人を引きずる者同士が、悩み、苦しんでなにか答えを見つけようとする姿を描く、ある意味リアルな話です。どれも青臭いものの、青春の心理を上手に表現しているのではないかと思います。
そしてその先に、もう一つの物語があります。失意に沈む司を更に襲う絶望。いかにして司は乗り越えるか。このゲームが「StarTRain」足るに欠かせないシナリオです。
この作品のシナリオで凄いのは、特に何か大事件を使うこと無く(例外が一つありますが)物語を紡いでいることです。その分ヤマ場に欠け、冗長な感じになっているかも知れませんが。丁寧な心理描写、心を掴むセリフ回し。それでいて少しベタな展開。登場人物に感情移入しやすい文章でした(まぁその辺はかなり個人差があると思いますが)。
そしてボーカル曲のシナリオとのシンクロ率は異常です。OP曲は奏ルート、ED曲はトゥルーエンド(個人名を使うとなんか違う気がするので使いません)そのものな感じです。今更気付いたんですが、作詞曲者のmi:cs氏はディレクター&プロデューサーなんですね・・・(汗)。監督+作詞なら分かるものの、作曲までこなすとは凄い人です。それにしてもi.o soundとmixed up・eighth noteは関連会社(ブランド)なんでしょうかね。
他の演出面でいうと、EDムービーの出来は秀逸すぎる気がしますね。何故かあのムービーを作ってる会社の詳細が不明ですが。ヴィジュアルは、あの不安定さがどうにかならないものかと思います。雰囲気は好きなんですが。
そして日付が変わるときのアレ。シュール過ぎて失笑せずにいられません。シリアスな時に来るのは本気でやめて欲しいですが。
声優はなかなか。演技の幅がいる役に安玖深、ツンデレに風音。サブの涼森と新沢もいい味出してると思います。二役が多いのが少し気になりましたが。

この作品、良作だと思うし、全体的に青臭いので、コンシューマ移植して18才以下に客層が広がるのはいいと思うのですが、上にもありますがプロローグでのインパクトをHシーンが担っている部分があるので、そこが心配です(だから買って確かめる!という思考に行き着く自分が嫌になりますが・・・)。逆に言えば、そこを乗り越えればコンシューマでも充分に評価できる作品になるでしょう。さて、11月が楽しみ♪

そんな感じで紹介を終わります。

そういえばStarTRainってどう略せばいいんでしょうね?仲間内では"ティレイン"なんて呼んでますが・・・。

車輪の国

さて、今回の紹介はあかべぇそふとつぅの「車輪の国、向日葵の少女」とそのFD「車輪の国、悠久の少年少女」です。いわずと知れた有名作だとは思いますが・・・。

初夏。
罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。
罪人を更正指導する『特別高等人』を目指す森田賢一は、その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。
『一日が十二時間』『親権者に絶対服従』などの義務を負う少女たちとの学園生活の中、『恋愛できない』少女・日向夏咲との出会いが、男の歯車を狂わせ始める。

あらすじがなんかまとめにくいので公式HPを参考に(まぁ今までの紹介もそんなんですが)。これだけ読むとよく分かりませんね(汗)。
この作品の最大の魅力はやはりシナリオでしょう。張り巡らされた伏線(2周目やると伏線だらけで笑えます)、幾度も襲い来るクライマックス(なんか矛盾してきこえますが)、感動。特に2章最後は感動、5章最初は驚愕で鳥肌ものだと思います。3・4章の終わりも自分は好きですが。これはもうやってもらわないと分からないです(紹介として破綻している)。体験版では2章最後までできるんですが、体験版で泣きそうになったのは後にも先にもこの作品だけです。
それだけにシリアスな話が続くんですが、それでも一気に読ませてくれる脚本は絶賛ものです。沢山の名言を残してくれましたしね(色んな意味で)。
サブキャラが濃厚です。法月将臣、磯野くん、FDのアリィ。彼らなくして車輪の国は車輪の国ではありません。惚れてあげて下さい。
そして、音楽。BGMでは、「溶解」「そらの隙間」は涙ボロボロ、「reason to be」「Watch out!」はカッコよさで鳥肌。ボーカル曲はどれもよく、特に「紅空恋歌」「少年少女よ、大志を抱け(FDのOP)」は名曲だと思います。それだけに、FDの初回特典にサントラが付いたのには感激しましたね。
かなり好きな作品なんですが、大量の売れ残りFDが近くのメロンブックスで2000円で売っていたのにはかなり泣けました・・・。確かに本編には劣っていましたけど、FDをやることで新たに発見できることもあるのになぁ。本編が気に入った人には、是非FD(少なくとも法月編)はやって欲しいと思いますね。

そんな感じで今回の紹介駄文を終了します。

あと紹介が書けるPCゲームは・・・今のところ3つ(明日BulletButlersが届きますが)。紹介せねば。
プレイ本数が同人>>商業なこじらせ系エロゲーマー。
ご案内と注意
エロゲ感想の多くは雑感という形で雑記(+簡易感想)に紛れてます。

プレイ済リストや、下の検索欄からご参照ください。

批評空間のarmchairと同じ人です。

好んでいる作品の傾向を見ていただくだけなら、そちらの得点表を見ていただくのが速いかもしれません。

また、同人ゲームの感想をお探しの方は、批評空間でも同じような感想を述べてることがありますので特にご留意ください。


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