どうも、萌えゲもどきかと思って体験版やったら普通に半端マニアの香りしかしなかった「はるまで、くるる。」の発売が楽しみな台鼎です。(挨拶)

あまり新作でわくわくできない月日が続いたのでここらでどうか一つお願いいたしやす……。



それはそうと、いつも拙ブログを見ていてくださってる方は面食らったかもしれませんが、オフラインで書いていたレビューの転載を本格的に始めました。今回上げたのは2009年12月~2010年秋に書いた原稿で
・嘘デレ!
・ひまわりアクアアフター
・Indigo
・せかけん(アヤノ、ナナ)
の5つです。うちアクアフ・Indigo・せかけんRONはC78レビュー企画。
……別に同人ゲー雑誌というわけでもないのにどうしてここまで同人ゲーに偏っているんだオレ。

それ以前の原稿もあるにはあるのですが、改めて見るとなんかアレだったのでギリギリ許容範囲の時期のから開始しました。いまでもそんなに良い文を書いてるわけじゃないですが、やっぱり書き慣れって大事ですね(遠い目)と思わざるを得ないようなクオリティ。

残りの原稿もぼちぼち上げていきたいと思います。あとは
10年冬:『ELYSION』、元長柾木レビュー企画、嫁紹介企画
11年春:『さくっとパンダ』
11年冬:「エロゲのエロとは何か」、C80作品レビュー
12年春:『図書室のネヴァジスタ』、『赫炎のインガノック』、『はつゆきさくら』レビュー企画
なんかがあるんですが、一気に掲載するのもあれだしなあ……どうしようかな。C80レビューは5作あるから重いんだよな。
今年の春の分はまだ頒布が先なので、それ以降となりますです。

しかし、ここら辺のレビューから書き口が気持ち悪くなってる気がしてならないので今更ながら若干の抵抗があったりなかったり……。


……しかし、これもうちょっと小出しにしておけばひと月更新がないーなどということにならずに済んでいたのではないだろうか、とは思わなくもない。
しかし実のところ、このブログでのレビューが滞ってたのは実はオフラインの原稿にかまけていたからであったr(ry


さて以下、簡易感想たち。すごい、商業しかない!

[作品一覧]
猫撫ディストーションExodus
はつゆきさくら
シュクレ



<商業>
○猫撫ディストーションExodus
Exは藤木さんっぽかったですね、などと第一声からそういう感想を投げてみる。いやですね、ほぼ全面的に自分が悪い気はするのですが、すごくボンヤリしたままプレイしてしまったがために正直あまり入ってこなかったという……。しかし一つだけ確かに言えるのは、この作品的SFワードの使い方は僕には全く合わない気がする、ということ。ポストモダン的というかなんというか、科学用語の濫用というか、僕の嫌いなSF設定の使い方を体現しているというか。懸念は最初からありましたし無印もそんな感じはありましたしね……。
個別に関しては、式子とギズモがよかったなと思いました。ギズモめっさ可愛いやんこの子普通に萌えてしまったがな……というのは置いておいて、実はまたまたぶっちゃけるのですが、「猫撫がどういう作品だったか」なんてビジョンはほとんど持ってなかったのですよね。しかし、この2ルートをやってなんとなく判ったかもしれないなあと。つまり、それっぽい展開を隠れ蓑にして蠢いてるメルヘンとかロマンチシズムとかなんかそういう感じのモノを感じるものだったんじゃないかなっ☆(雑
クリアしてから知ったんですが、言語ゲームの関連概念に「家族的類似」ってのがあるんですね。それ考慮すると(無印とExともに)式子ルートがああなったのはなんとなく納得。

・はつゆきさくら
よく言って「考察したら面白いかもね!」、逆に言うと「そんな気は起こらん」。
萌えゲーという空間を「雰囲気」にした雰囲気ゲーだな、と判断しました。雰囲気ゲーらしくところどころ言葉足らずで、考察というか補完の才能が求められます。しかし自分はそんなにこの作品の雰囲気好きじゃないからさ……うん……。
そんな感じの感想を膨らませて、上にもありますように某誌でレビューをまた書かせてもらったので、そのうち転載するかもです。発行日的に4月下旬以降になってしまいますが。

△シュクレ
まあクリアにここまで時間かかった時点でお察しくださいとしか…。
千鶴でまずくじけ、数か月のインターバルを置いてやった愛とみはるで意外にいけるかもと思った束の間、芽衣夏で心を折られそうになり、咲夜子は根性で乗り切りました。
こういう作風の作品をやる度思うんですが、不出来で盛り上がりもしないシリアス入れて微妙になるくらいなら、展開的に中身がからっぽでも日常やイチャラブに徹した方がよほどいいんじゃないでしょうかね……。少なくとも社会人キャラを使ってでやるようなレベルのお話ではなかったですよねえ、これ。そういう点で多少マシだったのが愛とみはるだったかなあと。付き合い始めのラブコメ部分は結構笑いました。後半はやはりちょいとアレでしたが……。
あとルートのお話をすると、咲夜子はもろに丸戸と比較されてるんだろうなあなどと。ダメお姉さん&ライバル店キャラとか、ねえ? 丸戸がやると面白くなりそうだなーとは僕も思いました。
ルート担当とかどうなってるのかよく分かりませんが、恐らく、砥石さんはこういう作品やっちゃいけなかったのではないかなあとアヴァタールと似ていたような気のする部分を思い浮かべつつ。あるいは、複数ライターでやっちゃダメなのかも。主人公の言葉や態度、思考に行動や設定が伴ってないというか。
そしてはとさんは日常パートしか担当してないんじゃないか疑惑。