今回紹介しますのは、アダルトゲームの歌の数々です。

エロいゲームの曲だからといって侮るなかれ。中にはJ-POPと遜色ない出来、あるいはゲームとの相乗効果によってかなりの名曲に仕上がっているものも多々あります。そんな中から、「別にオタクじゃなくてもいいと思える曲」と自分が勝手に判断したモノを年次別に紹介します。

先にことわっておきますが、「あの曲がねぇ!」と思っても怒らないで下さい。台鼎の独断と偏見で選んだものなので。加え、自分の知識・興味はかなり偏っております。曲に共通したものが見つかると思いますが、その時はそっとして置いて下さい(汗)。また、本編未プレイのモノが多いです。その作品については紹介できませんのでご了承を。

・題名(作品:ブランド:歌手)  ※プレイ済み作品には後ろに☆をつけます。

<~2004年>
青い記憶(“Hello, world.”:ニトロプラス:いとうかなこ)
…ひぐらし祭の曲(聴いたことないですが・・・)を歌っているいとうかなこの初期の曲。真っ直ぐな歌声とメロディがいい曲です。

Moving go on -そこから見える未来-(3days:Lass:川村ゆみ)
…ギターサウンドと力強いヴォーカルがカッコいい曲。歌手は調べるとなかなかスゴイ人だと分かり(汗)。代表曲らしい「永遠のアセリア」の曲は知りません・・・。

<2005年>
Imitation(Imitation Lover:light:榊原ゆい)
…数々のエロゲソング(質はピンキリですが)を歌う声優・榊原ゆいの曲。退廃的な歌詞と対比的な爽やかなサウンド、そして榊原ゆいの美声が魅力的。「歌手が本業」とよく揶揄されるのがよく分かります(笑)。

さめない熱(天使ノ二挺拳銃:ニトロプラス:ワタナベ)
…普通にロックバンドなカッコいい曲です。ワタナベカズヒロの野暮ったいけども深い歌声が更に魅力。

結晶(天使ノ二挺拳銃:ニトロプラス:いとうかなこ)
…いとうかなこの声が更にレベルアップして深みが増し、重厚なサウンドも加わってかなりの名曲に仕上がってます。物悲しさを感じさせるメロディもいいですね。

ハローグッバイ(グリーングリーン3:GROOVER:佐藤裕美)
…明るくも切ない青春の雰囲気をよく捉えたメロディと、スピーディーなロックサウンドが特徴的なmilktubの曲。そこに綺麗な歌声が加わって、milktubの曲の中でも名曲になってると思います。といっても自分はmilktub系のゲームはひとつもプレイしてないのですが(汗)。

紅空恋歌(車輪の国、向日葵の少女:あかべぇそふとつぅ:片霧烈火)☆
…ピアノ・ヴァイオリンで奏でる荘厳なメロディに、片霧烈火の力強い歌声、強い思いが込められた歌詞。カッコいい曲です。

<2006年>
allegretto~そらときみ~(この青空に約束を―:戯画:KOTOKO)
…歌詞の通り、海沿いの坂道を下っているような爽やかな曲。歌うのは最近はアニソンもてがける歌姫KOTOKO。とても電波を歌うような人には思えません・・・。

StarTRain(StarTRain:mixed up:遊女)☆
…爽やかなメロディとバンド風なサウンド、切ない歌詞がいい曲。歌詞を堪能するなら是非フルで!(笑)

PromisedLand(StarTRain:mixed up:遊女)☆
…こういうのはトランス?というのでしょうか。エレキサウンドに彩られた、切なさ全開なメロディと歌詞がいいです。ゲーム本編をプレイすると更にいい曲になります。

When The End(Lamento:Nitro+CHiRAL:いとうかなこ&ワタナベカズヒロ)
…「神秘的」という言葉がよく合う曲。静かなメロディ、いとうかなこの澄んだ声とワタナベカズヒロのハスキーな声の対比が美しいです。でもこのゲームBLなんですよね(汗)。自分にはちょっと縁遠いかな。

Ashberry(エーデルワイス:OVERDRIVE:NANA)
…上述のmilktubの曲です。聴けば元気になるような底抜けの明るさと疾走感が魅力。

大体のブランドがサンプルを配布しているので、是非聴いてみて下さい。きっと気に入る曲があると思います。

2007~はまたの機会に。