今年もおすすめエロゲソングの季節がやってきました!
……そして去って行きましたorz

ということで、今回は企画史上初の2月更新になってしまいました。しかも半ば。
まあ私生活的にやむを得ない事情があったので反省はしない。
(前回の更新は完全に広告回避目的)

昨年は割と色々とあった上に新作もほとんどプレイしてないので、チェックできた曲もあまり多くなく、ほぼOPで構成されたラインナップです。曲数は26曲!
選曲基準はやはり単純に好きな曲です。少しマイナー補正というか紹介したい補正がいつもより強いかも?
コメントはやはり適当に……というか年を追うごとにその「適当」すら書けなくなってきてるのが辛い……。


冒頭の記号は
▼:Youtubeへリンク(公式 or ErogeTrailersによるムービーのアップロードがあった場合)
▲:公式のDLページへリンク(ショートバージョン)
の意味です!



(以下、基本的には敬称略で)

空とぶSuperCats (Luna/それゆけ!ぶるにゃんマン HARDCORE!!!)
るなちがにゃーにゃー言ってる…!というところがNanosizeMirクラスタとしては結構な萌えポイントなのですが、1つの曲としてももちろん魅力的。そのキュートっぷり以上の、STGゲーにふさわしいスピードとパワーで突き抜ける爽快感はたまらないものがあります。
2012年の曲というにはちょっと厳しいと思ってラインナップ入りしてませんが、挿入歌『青空の唄』は台鼎曲選作ってもかなり上位に来るだろう名曲。


strong enough (佐藤ひろ美/すたどる!)
力強さと憂いが同居した歌詞とメロディがひろ美姐さんの声と非常に親和性が高く、隠れた名曲に仕上がった多分マイナー枠……いや、アルバムにも入ったことだから決してマイナーではあるまい。そうに違いない。えらい長い間聴いてるおかげで愛着では一番な個人的5強。本当は去年のおすすめに入れる予定だったのが延期で今年のおすすめ入りです。

未来へ (雨花/すたどる!)
『すたどる!』からはもう一曲、多分マイナー枠その1。ギターのリフとソロにしびれるロックナンバー。あとBメロの「ショーウインドウに」の部分のキレが特にお気に入り。
この2曲の他も、名曲とまでは言いませんが、なかなか個性的な曲が多かったこの作品。ボーカルと声優が全曲ちゃんと合わせてあったり歌曲に関しては結構こだわりもって作られてる気が。


Presto (KOTOKO/はつゆきさくら)
原作補正もなしに何か聴いてるだけで涙腺が緩む個人的5強。こういうシンプルでスローテンポなロックでやる温かい曲に弱いのよね…。クラップとかコーラスの部分とか……。
題名の"Presto"は、英語の"soon"(もうすぐ)に相当するイタリア語でそれだけだと何のこっちゃですが、"A presto"で"See you soon"という意味になると分かれば腑に落ちるのではないでしょうか。


リピカ (島みやえい子/猫撫ディストーションExodus)
猫撫の歌というとOPのパンクなイメージかもしれませんが、挿入歌のこれは題名から歌詞・曲調にいたるまで幻想的――と呼んでいいのか、アカシックレコードにまつわる言葉に彩られた神秘的な空気。なかなか作品ともマッチしている妙曲。
一方で量子論出てくる話の曲にアカシックレコードってどないやねんという気もしないでもない。


mine (AKKO/お姉×ショタ)
Symphony.wavお得意の王道ポップスのラブソング。AKKOのパワフルでのびやかな声で歌う爽やかな愛の言葉が気持ちいいです。エンディングのウインターアレンジバージョンも、趣が違ってなかなかな味わい。
(そしてとうとうTRYSETをマイナー枠に入れなくなった台鼎)


Unite+reactioN (KOTOKO/マテリアルブレイブ)
バルドチーム作品のKOTOKO曲――しかし、今回の制作はエレガ、作曲は去年のおすすめにもいれた「メッセンジャー」を手掛けた菊田大介。燃えゲーソングもイケるはずという想像に違わぬかっこよさです。バルドシリーズ曲にあるような悲壮感はないですが、その分だけあふれ出るストレートな熱さが良し!

Playing with the blood (GORO/ヴァンパイアクルセイダーズ)
今回唯一の男声曲(ネタバレ)。今までありそうで(多分)なかったビジュアル系っぽいナンバー。こういう曲、異能バトルモノと相性いいはずだからエロゲでももっと流行ってもよさそうなものですが……。しかし実物見たことないのにV系って判断できるってのもよく考えると変な話。でもなんかそういう音楽的傾向ありますよね。
(題名等について公式では情報が出てないですが、プレイした知人から教えてもらいました)


The Moon is Not Alone (いとうかなこ/'&'-空の向こうで咲きますように-)
そろそろ定番になりつつある(とか言いながら調べるとescapeが5年以上前ということに驚愕)志倉・いとうかなこコンビの一曲。このコンビの曲としては個人的にあまりイメージにない、とても爽やかで元気の出る歌です。Bメロ中心に志倉節は健在ではありますが。

brave genesis (オリヒメヨゾラ/創刻のアテリアル)
シンセ主体のサウンドの疾走感、ガチガチにバトルモノな歌詞と間奏・アウトロで出張ってくるギターソロに燃え燃え。
正直エウの主題歌はあまり得意でなかったのですが、今回はかなりのお気に入り。


カラフル precious life (solfa feat.茶太/恋妹SWEET☆DAYS)
同じsolfa feat.茶太でも、去年のおすすめに選んだ「fly to the sky」とは打って変わっての可愛い茶太。AXL作品のOPが好きだと合いそうな系。個人的には前奏間奏だけでなく全編でしっかり聴かせてるヴァイオリンがポイント高し。

FALLING (kimotto/イントルーダー)
物憂げなメロディと悲恋を歌った歌詞がツボに入った個人的5強。エロゲソングにはあまりないような気もしますが、こういうビターな味わいの歌もいいですねー。学園モノにはあまり合わないとは思いますが。

木漏れ日フレネル (nao/ 1/2 summer)
軽快なバンドサウンドとnaoの高音ボーカルに心高なる一曲。ライブで聴いてみたい。ワン・ツー・さん!
最初に聴いたとき「どこのY○KIやねん!」と思ったのは自分だけじゃないはず。高音部分や長音部分の歌い方でしょうかね? あるいは曲調自体(特にサビ)がジュデ○マリっぽいという説?(あまり詳しくない)


Jester No Reason (Barbarian On The Groove feat.いとうかなこ/JOKER)
wight&いとうかなこ、というむしろ何で今までなかったんだという組み合わせの全英詞のハードロック。非常に重くカッコよく仕上がっております……というかカッコよくならないわけないじゃないですかこのコンビ! もっと他にも見てみたいですね。

monologue (民安ともえ/受胎島)
多分マイナー枠その2。重く落ち着いた曲調と低目のたみーボイスがクール。陵辱ゲーの曲ってかっこいいよね!の典型的パターン。
制作は天乃啓示率いるMad Pierrot。民安ともえ・天乃啓示コンビは今年だとほかに「誓いのバンダナ」があるようで気になっているところ。


紅舞 (佐藤ひろ美/紅神楽)
「夏のファンタジア」「望郷歌~まほろば~」の佐藤ひろ美・しほり(瀬名)コンビの和風燃えソング。先の2曲とは趣が変わりますが、燃焼具合がひろ美姐さんのカッコ良い声によく合っております。

もっと∞ (清野みゆ/貧は僕らの福の神)
キャッチーなメロディとリズミカルな演奏でウキウキ、り…清野みゆの元気いっぱいな声が素晴らしいですねー。
『グランリブラアカデミー』でも歌われてる方ですが、いやぁいい声だ()


錆びた月と弾丸 (ひうらまさこ/リヴォルバーガール☆ハンマーレディ)
アウトローな感じと少女的な可愛らしさの塩梅が楽しい一曲。こういうひと癖あるようなOPがもっとあってもいい気もするのですが、しかし似合う作品自体が少ない気もするこの業界。

BIRTH (真理絵/絶体絶命少女)
全国1000万(雑)のNO WAYファンの皆様ご注目ー。淫妖蟲シリーズをはじめとしたTinkerbell作品楽曲でおなじみの真理絵×SiMMY曲。分かる方には説明不要なSiMMY節。分からない方は……とにかく聴いてみろ! そんな個人的5強。
あとTriodesignは早く次のアルバムを出すべき。


あさがお (KOTOKO/優しい魔法の唱え方)
KOTOKO三曲目はスローロック。こういうテンポ・雰囲気のKOTOKOは気に入る率が高い自分。Imaginary Affairとか。また、普段歌詞の意味をあまり考えない人間なのですが、この歌に関しては、聴きながら自然に「歌詞がいいなあ」という感想が。
一部では、Aメロが某有名な花の歌のBメロに似てると噂。言いたいことは分かるがww


Heartbeat (佐藤遼佳/ごっくんアスリート)
多分マイナー枠その3。『受胎島』と同じくマリゴールド作品で、楽曲制作も同じくMad Pierrot。こちらは軽妙なメロディとアレンジが心地よい隠れた良曲といった趣。サビですごくこう…振付しながら「フワッフワッ」とか合の手を入れたく……。

Sweet Desire (Marica/大犯盛)
妖しくかっこよく、これぞMarica!という具合のメタルナンバー。最近エロゲソングでは耳にしてなかった気がするのですが、やっぱこの手の曲を歌わせると業界で右に出る人はいませんねー。
この前知ったんですが、M3でシングル売ってたんだ…orz


賽苑の花時 (み~こ/テラべっぴん)
特徴的というと今年はこれが一番。古臭い曲調とアレンジがたまらなくイカしてます。み~この声がまた相性が良く……。
み~こは電波のときよりこういう歌い方してる方が好みだったり。



【同人&全年齢枠】(どれも完結してないとかツッコむのは禁止)

追憶のSpiral (SAK/Re;world episode 1)
若々しい歌声とメロディがいい感じ。作詞がライターさん自身なのでその辺りが作品とどう絡んでるのかも確かめてみたいところ。作曲のエガミシンイチとボーカルのSAK(さく)は同人ゲームでちらほら見かけるようになった名前で、これからの活躍にも期待。

窓辺の天使 (珠梨/窓辺の天使 Episode I)
悲愴感漂うメロディとそれを導くピアノの響きにグッときた個人的5強。最後のサビが最高にツボで…。SENTIVEというとハードロックなイメージだったのですが、BGMも手掛けるだけあって流石芸が広い。
もしフルがあるなら聴いてみたいですねー。曲に釣られて買ってみましたが、本編の方には入っておりませんでした。


真紅の果実 (舞子/少女と世界とお菓子の剣 ~Route of ICHIGO 1~)
多分今回唯一の原作補正枠。OPのショート版聴いた段階でもそれなりではあったのですが、2番以降がいい感じに本編の内容(として起こるであろうこと)とマッチしててですね…。曲としてはブリッジと間奏のギターソロがお気に入り(やはりフルバージョンの話)。




以上、ほぼOPなのでアップテンポな曲の多い感のあるラインナップでしたー(いつもと比べてどうかは知らない)。挿入歌やEDもおいおい補完していきたいと思います。
歌手別でみると
3曲:KOTOKO
2曲:佐藤ひろ美 いとうかなこ
という台鼎としては結構意外な事態。制作は結構ばらけてるかな?
新しい発見はMad Pierrot(天乃啓示)。そのうちボーカルコレクションが出してくれたらうれしいなあ、などと。

今年もいいエロゲソングと出会えますように!