気付けば1月も終わり。おすすめエロゲソングの季節。
葱板のベストエロゲソングが先に決まってしまっていたことに気付いて出遅れた感が否めないでもないですがくじけない。

今回の選定基準は、もうストレートに「好きな曲」にしました。
マイナー補正が若干入ったりしてる以外は、歌手かぶりも気にしてません。同じゲームからはあまり多く出さないようにはしてますが善処した程度。


そして今年は減らす気がない30曲にて。だってどうしようも…なかったんや……。
コメントが例年以上に適当ですがご了承を。だれも読んでないだろうからいいよね!?



メッセンジャー (南條愛乃/朧小町)
桜が舞う闇の中全力疾走してる感じの、憂いある和テイストとテクノ的スピード感が上手くマッチした一曲。実はfripSideではなくエレガだよ!
挿入歌とEDは花たんが歌っていて安定の泣き補正曲。あの声はずるい。


Dear (Duca/With Ribbon)
元気いっぱいな方のDucaが光るストレートなラブソング。Ducaのまっすぐな声と「運命だって乗り越えて」というロマンチックで力強い歌詞に元気づけられます。
Ducaでは『アマオト』に並ぶくらいのお気に入りになりました。今年のTOP5の一つ。


Artemis Blue (Barbarian On The Groove feat. 真理絵/アルテミスブルー)
bassy脱退の後にBOGに入ったsyowの一曲。突き抜ける青空のような爽やかさと、壁を乗り越え飛び立とうという決意を感じさせる力強さが感動的。けれど一方で不思議と落ち着く旋律だったりも。
今年のTOP5の一つ。『昨日・今日・明日』も好き!


SKIP (茶太/グリザイアの果実)
割とシリアスの雰囲気の漂うグリザイアの果実の曲ですが、これだけは別。これぞガールズポップ!な明るく楽しいはずむような歌です。作品から浮いてる? このルートがそもそも浮いてるからいいんだよ!

ツンデレ☆恋ゴコロ (佐々木紅/ろーるぷれいんぐがーる!!)
多分マイナー枠その1。台鼎イチオシのSymphony.wavより。タイトルからくる印象とは違って電波でもキャラソンでもない、すごく素直なポップスです。すっきりしっかりとしたボーカルとシンプルなバンドサウンドがいい感じです。
佐々木紅さんの歌声はいいですねー。個人的にはエリカ・佐々木紅がSymphony.wavの二大ボーカル。


は・ち・ぽ・ち (Rita/ハチポチ)
わいわいがやがや、みんなで楽しく、辛いこともあるけどみんなで行けば大丈夫! ほほえましいくらいに元気な曲ながら、にじみ出る暖かさにほろりと涙がこぼれたりもする、個人的にはもう、名曲。地震補正とかあったりしたのかな、ひょっとして(インガノック補正は確実ですが)。
今年TOP5の一つ、というかぶっちぎりで一番好きです。


Dread Answer 
 (Barbarian On The Groove feat. ぐるたみん/シークレットゲーム CODE:Revise)
男性ボーカルその1。ダーク、ハード、スピード、ロック、ロック! 悲壮感あるメロディを奏でるハスキーなハイトーンボイスがたまらない。
90年代和製ロック(SHAM SHA○Eとか)好きな人はすごく好きそう。はい、僕です。
今年のTOP5の一つ。


Respective ways (miru/シークレットゲーム CODE:Revise)
SGCRからはもう一曲。美しいメロディに細く澄んだ声が映える佳曲です。うたてめぐりの『Sign』と同じく、なるちょバラードwith miru。そちらとも合わせて聴きたい。
どうでもいいですが、ピッチを下げると小田和正っぽくなるというもっぱらの噂。


Burst!! (Barbarian On The Groove feat. 璃杏/ぶらぶら)
スイング? グルーヴ? よく判らんけど裏拍でノリノリでジャジーでもあって電波エッセンスも加わった不思議な曲。とりあえず踊っとけ!
こういう曲のジャンルがありそうだけどなんか出てこない。誰か教えてください(3時間くらい調べて諦めた)。


Unknowing (encounter+/恋祭☆綺想カメリアノート)
独自の世界を作るシンセの音が刻む落ち着いたリズム、その中に青い激情を潜ませるロックサウンドがしびれるencounter+節。
encounter+が活動中止してしまった(泣)ので、これがいまのところ最後のタイアップです。復活待ってます。
今年のTOP5次点。


 (みるく/めちゃ婚)
多分マイナー枠その2。どこかなつかしさを感じさせる優しいメロディに癒されるポップスです。
『めちゃ婚』のEDは、荒いけど個性的な曲が揃ってますね。全体的に惜しい感は漂ってますが、磨かれれば光るはず。


ReflectionS (Barbarian On The Groove feat. カヒーナ/恋ではなく)
HRでのパワーボイスのイメージが強いカヒーナですが、バラードだっていけます! 低くハスキーな声が持つ響きの深さが存分に生かされたハマリ曲。

VERMILION (凛/Vermilion-Bind of Blood-)
ありそうでなかった与猶・凛コンビの曲。凛が燃え曲もいけるのは『キミノソラ/ボクノソラ』で判っていましたが、今回みたく暗くてハードな渋めの曲だって難なくこなし、芸の広さを見せつけてくれます。
独特のリズムが聴いてるとだんだんとクセになっていくタイプの曲です。


Snow Bright (本木咲黒/初恋予報)
スピード感あふれる軽快なアコギと、せつなくも力強いメロディが印象的な冬のラブソング。緩急激しいBメロが病みつきになります。
当初はED『恋雪』の方が好きでしたが、いつの間にかこっちの方にハマっておりました。


Burst Dream (遠藤正明/電激ストライカー)
男性ボーカルその2。勇者王の人がmilktubの曲歌うことになるなんて夢にも思わなかったんだぜ。
タイトル通りの激しく燃えるサビが熱いですが、個人的にはくすぶるメロにしびれてしょうがない。男泣き。
TOP5次点。


言葉繋ぎ (花たん/すきま桜とうその都会)
みんな大好き花たんが歌いあげる、メロディアスで重厚な泣かせ曲。声からメロディから歌詞からギターからベースからピアノからコーラスから、全部が全部胸を締め付けてくるよう。

Brand New Voice (花たん/すきま桜とうその都会)
すきま桜からはEDも。OPとは打って変わって激しくアップテンポ、けれどどこか物憂げな響きも残る曲です。本編のイメージはこちらの方が近かったかも、と個人的には。
なんとなくZSSのEDを思い出したのは七烏未ゲーだからというだけなのかどうか。


Snowy Tears (小田ユウ/闇色のスノードロップス)
Meeonですよ奥さん! ソロギタリスト作曲らしいキャッチーなフレーズで掻き鳴らす弦がああもうかっこいい! 3サビのアレとかあざとすぎるけど大好きすぎる。
90年代JPOPが好きな人はすごく好きそう。はい、僕です。今年TOP5の一つ。
yuikoボーカルのED『夜明けの地図』はピアノとアコギが映えるバラード。地味ではありますがやはり良曲。


ACT OUT (SENTIVE/彼の為に出来ること)
男性ボーカル&マイナー枠その3。ロープライス抜きゲーでSENTIVEとか不意打ち過ぎた。SENTIVEらしいセクシーなHR。BLゲーの曲と言われても違和感ゼロ。
SENTIVEの公式によると、フルバージョンはないらしい。残念。


秋風ぱーそなる (緑坂亜綾/秋風ぱーそなる)
タイトル通り、涼やかな秋風のように爽やかな曲。なにはともあれ、イントロのノリノリなギターリフが大好きなんです。もはやイントロのための曲と言っても過言ではない(爆)

未来ノスタルジア (橋本みゆき/未来ノスタルジア)
あーやばい、良い曲だわー…と思ったらよく見たら秋色以来な安瀬作曲じゃないですかーやだー
橋本みゆきの素直な声と、スピーディーながら泣きの入ったバンドサウンドが染み入る曲です。


fly to the sky (solfa feat.茶太/VenusBlood-ABYSS-)
OPも悪くないですがオススメは挿入歌のこちら。儚く澄んだ茶太の歌声と、暗く重いイントロから明るく晴れやかなサビへの流れが印象的。

華散ル宵ニ風ヲ誘イテ (Barbarian On The Groove feat. カヒーナ/イヅナ斬審剣)
カヒーナ二曲目は、時代活劇風正統派燃えソング。エロゲソング界に比肩するものなきパワーボイスを存分に奮ってます。カヒーナの真骨頂はやはりハードロックだ!

バトルロイヤル (真理絵/凌成敗!)
Tinkerbellゲーの歌といえば真理絵&Triodesign。今回も、冷たく走るHRサウンドと優しい真理絵ボーカルの、絶妙なマッチングが素晴らしい一曲。
そろそろTriodesignはベストフルアルバムを出すべきだと思うんだ…


宿命のパヴァーヌ (Riryka/銀の刻のコロナ)
年末に降り立ったモンスター。なんだこれ、かっこいい以外の言葉が出てこねえ!
個人的にはRiryka様の歌でも屈指の燃え曲。TOP5次点(もうTOP10とかにしろよ)ですが、フルが聞ければ確実に食いこんでくるハズ…!(しかしそういうのに限ってフルで微妙な気分になる予感)


【同人枠】
鳥のユメ (茶太/誰が殺したコマドリを)
同人枠かは微妙なところですがこちらにて。主題歌ではあまりお目にかからない(と少なくとも自分は思っている)暗くファンタジックで透明感のある茶太。
なんかMANYOと言われても違和感がないような……言っちゃうとイノグレっぽいよね! だがそれがいい。


Welcome to loveless world ~アイ無き世界~
  (Mai/爆音の世代、沈黙の世界)
音楽にも造詣が深い本編ライターが自ら作った主題歌。激しさはないけれど、冷たい雨の中を淡々と駆け抜けるような悲壮感と疾走感がクールです。
今年のTOP5次点。


ぱらぱっぱ現代 (NanosizeMir/雨想い、君抱く)
クラシック、民族、テクノ、ロック、と色々なテイストを持ち合わせた曲を作ってるNanosizeMirですが、この曲はノリノリのファンク。くたびれた現代人の溜息のような歌詞も、吐き捨てるように歌ってみれば不思議とスッキリしてくる妙曲。
実はナノの曲では一番好きだったりするので、雨おものOPになってたときは非常にビビりましたww


スリナタリ (散花千鶴/わーすと☆コンタクト)
パワー全開のOP『カタツムリ!!』と悩みましたがEDのこちらで。
遠く離れた「君」への思いを歌う不器用な声に、よく判らないけどこみ上げるものが。言語にしがたいのは本編がそんなだったからに違いない。作品補正。
スースリースリーナターリー


心、抱きしめて (゚Ciel/Fireworks)
雪のような淡さと儚さ、透明感が美しいラブソング。穏やかなメロディと優しく低い声が耳に心地よくて、何度も繰り返し聴いていたくなるのです。




---------------------------------------------------------------

2011年もいい曲が多かったですねー。台鼎曲選にはもちろん入ってきそうな良曲たち揃い。ベテランも若手も活躍していた良い年だったと思います。
30曲もあるのにあの曲とかあの曲とか取りこぼしてますね。葱板TOP10のが一個も入ってないぜ、フハハハ!


選ぶ前は「今年は真理絵曲がいい感じだなー」などと思ってたのですが、実は一番多いのが茶太(三曲)という結構意外な事態。あまり聴いてこなかった人たちの曲も自然に耳に入ってきてこんな感じに。ようやくしもつきんも聴き始めました。
製作視点だとBOGが一番多いですが、一応syowとwightとmo2全部入っててバランスは取れてると思いたい。


コメントでも書いてますが一番良かったのは『は・ち・ぽ・ち』。 はよ! フルを!
以下『Dear』『Artemis Blue』『Dread Answer』『Snowy Tears』、
それに『Unknowing』『Burst Dream』『宿命のパヴァーヌ』『アイ無き世界』などが続いてます。
並べると大体傾向が判りますね(笑)




ああ、今年もいいエロゲソングと出会えますよう。